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水漏れ その4

水漏れ その3の続きです。

発掘作業

敷地内の錆びた水道管を掘り出すにあたって注意した点はあまり無理をしないこと。何故なら、一気にやってしまって水道が使えなくなってしまうのを極力避けたかったからです。つまり、錆びた鉄管をこれ以上傷つけず壊さずに丁寧に掘り出すということです。


今日(10月10日)一日でここまででした。普通に芝の部分は丁寧に土を掘ればOK。でも、写真手前のコンクリの下にジョイントがありそうです。それから水道メーターのすぐそばの水道管の真上にパームツリーが生えています。これって沢山の細い根っこが細く小石や土と絡み合っているので丁寧に掘り出すのは結構手間なんです。何でこんなところにこんなもん植えたのかなぁ、前の住人は。。。

こつこつ根っこ掘りをしているとこんな鳥がすぐそばまで寄ってきて掘り出した土から虫をほじりに来ます。1メートルくらいのところまで平気で近づいてきます。のんびりしたもんです。

10月16日時点でこんな感じ。暑いとすぐに身体もへたばるので意外と手こずってます。

10月20日の時点でやっとここまで。まだ細かい根っこが鉄管の周りに密集しています。

10月23日でやっと鉄管の全貌がほぼ明らかになりました。

こんな風に錆が瘤のようになっていて水が浸みだしています。強く叩けばきっと水が噴き出すでしょう。

昔の水道メーターのあった場所と水道メーターまで掘り出しました。鉄管のあちこちで水が浸み出ています。ここがメインの水漏れ箇所でないにしてもかなり危ない状況でした。鉄管の反対側はジョイントが見つからないまま家の周りのコンクリの下に潜り込んでいます。

さて、ここから先はコンクリとの闘いになります。(この時点で10月25日) (続く)

 

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水漏れ その3

水漏れ その2の続きです。

芝生の緑

水漏れの量は安定しているので気にしつつも別件に手間取っていたら2週間も過ぎてしまいました。一応その間はどうやって水漏れ箇所を特定しようかと考えていたのですが、一番怪しいランドリーの外のコンクリは剥がすのも大事なのでそれは後回しにして簡単にできるところから手を付けようと水道メーターの近くの芝生を眺めていたら、芝生の緑の濃さが違うことに気が付きました。

写真の左にあるのが水道メーターの蓋です。真ん中にあるパームツリーの右側の芝が他の箇所と比べて緑が濃く見えませんか?以前に芝生の緑が濃くなっているとこれで水漏れしていたという話を聞いたことがあります。実際に目で見ると何となくしか濃さの違いは分かりません。嫁はんも「言われてみれば・・・」という感じでした。でも、写真に撮ってみると結構よく分かります。

ここ掘れ!

コンクリを掘るよりも簡単なのでとにかく緑の濃い所を掘ってみます。掘り出してすぐに土がやけに湿っていることに気が付きました。しかも湿っているので普段は固い地面が面白いように掘れます。やがて粘りのある粘土層に届いてすぐに「プシューッ!!!」と水が噴き出てきました。

「見つけた!」と思いました。掘り始めて最初に一発です。嬉しかったですね。長年地中にあった水道管が錆びてきて水漏れしていた所に掘ってるツルハシ先で錆の塊で剥がしたようです。すぐに元栓を閉めて水漏れ箇所を確認します。錆をきれいに取ってみると結構大きな穴です。テフロンテープとビニルテープで応急処置で水道管の穴をふさぎました。

これで水漏れが止まったことを確認するために元栓を開けてメーターを読みます。

10月09日
16:28 55.8780 kl
17:34 55.8905 kl

えっ!? まだ66分で12.5リットルも漏れてます。これだと1日当たり270リットルです。メーターの読みの誤差もありますが、依然と全然変わらずです。少なくともここがメインの水漏れ箇所では無いということです。いづれにしても、水道管の具合を見ると結構錆がひどいので水道管ごと交換しないと駄目なのでこの水道管の継ぎ目まで全部掘り出すことにしました。どこか他にメインの水漏れ箇所がある可能性も高いでしょうし。

やれやれ、ぬか喜びだった。。。 (この時点で10月09日) (続く

 

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水漏れ その2

水漏れ その1の続きです。

水漏れ修理の流れ

水漏れ修理は明らかに目の前で水が噴き出ているなどの状態でもない限り、「水漏れ箇所の特定」→「水漏れ箇所の掘り出し」→「水漏れ個所の修理」→「埋め戻し」という流れになります。これを全部本職のplumberに頼んでしまうとかなりの費用がかかることになります。費用をできるだけ抑えるためにも「水漏れ箇所の掘り出し」や「埋め戻し」の部分は自分でするのが良さそうです。「水漏れ箇所の特定」は一度プロに頼んでみたら見つからない状態で、別のplumberにもう一度水漏れを探してもらうか、自分で見つけるか、あるいは少々の水漏れには目をつぶって様子を見るか、の選択になりそうです。先日のplumberの仕事ぶりを見ていたら自分でも何とかなりそうな気がしてきたので、とりあえず目標はできるだけ安く済ませたいということにして、現在の水漏れを横目で見つつできるだけ自分で水漏れ箇所を探してみようということにしました。

コンクリートドリル

ランドリーの蛇口に耳を当てると「シャー」という小さな音が聞こえると前回の投稿で書きましたが、ランドリーのすぐ家の外の地面はコンクリートが打ってあります。簡単に掘り出せないのでまずはコンクリートドリルで穴を開けてその下にある土が湿っているかどうか見てみることにしました。

穴を開けた場所はランドリーのすぐ側を中心に壁から平行に3か所。コンクリートの厚さが分からなかったのでちょっと心配でしたが12,3センチほどで穴が下の地面まで抜けました。そこから思いっきりドリルのビットを奥まで差し込んでから抜いてくっついてきた土の様子を調べます。うーん、乾燥はしていませんが、コンクリの下の土だと言うことを考えると湿りすぎているという感じもしません。穴開けした3か所とも同じ感じなのでこの場所を掘る確証が得られませんでした。

うーん、次の手をどうしようか。 (この時点で9月21日) (続く)

 

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水漏れ その1

(下書きのまま放置してしまってたのを遅ればせながら記録のために投稿します。これは9月から11月にかけての話になります。)

水が漏れている!

ここゴールドコーストでは水道使用量の規制が結構あったりして、以前から水道メーターの数値を適宜記録してどれくらい水を使っているか把握するようにしていました。例えば、Rainwater Tankのリベートで使っているグラフなんかがそうです。

記録と言っても時々気が向いた時に水道メーターと電気のメーターをデジカメで撮影しておいて、これも気が向いた時に日時とメーターの値を読み取ってグラフにして、まあ言わば自己満足に浸っていた訳です。それも最近ではマンネリしてきたのでさぼっていたのですが先日9月の中ごろに久しぶりにグラフを描いてみたら異常に気が付きました。下図がそのグラフです。

before
before

このグラフは一人1日当たりの水道消費量です。3人家族なので実際の消費量はこの3倍になります。時々みられるピークやドロップはプールに水を足したりしばらく留守にしてたりの影響です。水道メーターの交換作業が6月6日にあり、その日を境に消費量が急に増えています。また、それ以前からも2011年9月頃から少しづつ増加傾向にありました。単にメーターを交換しただけで急に増えるのはちょっと解せませんし、それまでの増加傾向も特に水の使い方が変わってきたという訳ではないのでこれも解せません。今まで90リットル/日だったのが150リットル/日で、1日に約180リットル消費が増えたということになります。これはどこかで水漏れしている可能性大なので、家中の蛇口を全部閉じて水道メーターの値の変化を見てみました。その結果…

 

9月18日
12:58 46.6655 kl
15:09 46.6855 kl

131分の間に20リットルもどこかで漏れていることが分かりました。これは1日で220リットル、年間で家のプール約3杯分にもなります。金額にすると年間約$240の損失になります。微妙に無視できない水漏れです。

Plumberを呼ばなきゃ!

電話帳やネットで検索するととても沢山のplumberが広告を出しています。その中のどれが良いplumberなのか見ただけでは分かりません。そこで次の日の朝に早速お隣さんに「良い」plumberを知らないか聞いてみました。すると20年くらい前に頼んだplumberがとても良かったと言ってその名刺を持ってきてくれて、その場で電話してくれました。そうしたらもうその人はリタイアしてました。でも息子さんが同じ電話番号で仕事を継いでいて昼過ぎに来てくれることになりました。本来はfirst callで$150ドルのところ$120にお隣さんが交渉してくれました。感謝。

そして昼過ぎに来てくれました、plumberさん。彼に水道メーターの読みで水漏れしているのは分かっているけど、どこで水漏れしているのか分からないということを説明しました。早速水道の元栓を閉めて写真のように外の蛇口に水圧計とホースをつなぎ、車に積んであるポンプで水圧をかけます。

そして多分コンクリートマイクの一種とフィルタ付アンプとヘッドフォンという装備で水漏れの音を家のあちこちで聞きながら水漏れ箇所を探していきます。「バスルームはどこ?」「他に蛇口は?」「ランドリーはどこ?」等々訊かれる度に家の中外案内して回り、それぞれの場所で音を聞いてます。でも30分ほどあちこち音を聞いてもどこに水漏れがあるのか見つかりません。とうとう「あとは雨水タンクの下で水漏れしてたら分からないね」などと言い出す始末。実はplumberが来る前に私は家の水道の蛇口全部に耳を押し当てて何か聞こえるか試していたんです。そしてランドリーの蛇口のところでかすかに「シャー」という音が聞こえるのを見つけていたので彼にそのことを言ってみたのです。彼はマイクをランドリーの蛇口に当てて聞いてみたり、耳を押し当てて聞いてみたりしたのですが「何も聞こえない」と。お隣さんもその音は聞こえないそうです。もっともお隣さんは私よりもかなりお年寄りなのでこれも無理はないと思いましたが、plumberの彼は私よりも一回り以上若いんです。聞こえないはずがないと思うのですが、「全然聞こえない」そうです。うちの家族は全員その「シャー」っていう音は聞こえているのに。。。

いまひとつ釈然としませんが、最終的に彼の出した結論は「ギブアップ」でした。水漏れ箇所を特定できませんでした。これで$120払えって言われるのかなと思いながら「How much do I owe you?」って聞いてみたら$50でした。彼にとっても不本意だったのでしょうね。いつも彼が見つける水漏れは水道メーターをじっと見てたらジワジワ動いているのが分かるくらいのもっと漏れる量が多いのだそうです。そして、「きっと時間がたつと水漏れが激しくなってくるから、そうなったらまた呼んでね」と言って彼は帰っていきました。
さて、これからどうしよう? (この時点で9月19日) (続く

 

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オーストラリア 仕事

Business Nameを取ろう

Business Nameとは

ABN(Australian Business Number)を取ったら次はBusiness Nameを登録します。これは会社ならACN(Australian Compnay Number)を取得した時に会社名があるのでそれを使えばいいのですが、個人事業やパートナーシップの場合は個人やパートナーの名前が正式名になるので別途Business Nameを登録して実際のビジネスをします。日本で俗に言う屋号ですね。Business Nameを登録するかどうかの判断は以下のとおりです。

If you carry on business or trade within Australia you must register your business name unless you trade under;

  •  your own individual name,
  • all of the individual names of the partners in a partnership; or
  • a company or registered body name.

登録には費用がかかります。これまでは登録に毎年百数十ドルかかっていました。また、その登録名の有効範囲が登録した州に限られていました。つまり、オーストラリア全国でビジネスを展開する場合は各州でそれぞれBusiness Nameを登録する必要がありました。

それが今年の6月頃から登録料が変更され、年間30ドル、3年登録で70ドルになりました。さらに登録範囲も州ごとではなくオーストラリア全体をカバーするようになりました。これで、スモールビジネスを始めようと思った時に、コスト的にかなりハードルが下がりました。