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無料SSL証明書のLet’s Encryptを使ってみる

WebサイトのSSL化事情

一般的にSSL化したWebサイトを立てる時には二つのハードルがあります。一つは、本来SSL化できるサイトはひとつのIPアドレスでひとつだけ(IPベースのSSL)ということ。もう一つは、正式なSSL証明書を入手するにはある程度のコストが毎年かかるということです。一つ目のハードルは、SNIという手法が開発されて、ひとつのIPアドレスでも複数のSSLサイトを運用できるようになりました。しかし、これはブラウザ側の対応も同時に必要なのでそれが普及するまでしばらく時間が必要でした。二つ目は、有料でも比較的安いSSL証明書が提供されるようになってきています。それを利用すれば年間1,000円程度で済みますし、元々IPベースのSSLでの運用だと使えるホスト(ドメイン名)の数も必然的に限られていたこともあり、コスト的にも許せる程度で収まっていました。

そこへ、最近の「全てのWebサイトのSSL化が望ましい」という流れです。バーチャルドメインで複数のドメイン名サイトを複数のFQDNで運用しているのを全てSSL化するのは有料だとさすがにキツイので困っていたところに出てきたのがLet’s Encryptという無料SSL証明書です。また、SNIが実装されたブラウザが普及してきた(というよりは非対応のブラウザとそのプラットホームが淘汰されてきた)というのもあって、ようやく重い腰を上げたという訳です。

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Software SSL

SSL Certificates

今までSSLサイトを自己署名した俗に言う「オレオレ証明書」で運用していたのですが、最近安いSSL Certificates(SSL証明書)が利用できるようになってきたので使ってみました。安い証明書ということで色々調べるとNameCheapが扱っているRapidSSLが一番安いみたいです。同じRapidSSLでも本家だと年間69ドルと高かったり、日本語で扱っている所で30ドルくらいしてます。NameCheapのは3年期限だと年間12.88ドルです。今回はとりあえずということで1年期限で14.88ドルで購入しました。購入手続きをするとSSL証明書取得のリンクがユーザーパネルに現れます。