カテゴリー
Hardware ThinkPad

ThinkPadは死んだのかもしれない(私の中では)(その3)

前のエントリで、(多分もうちょっと続く)と書いてたのにしばらく時間が空いてしまいました。最初の勢いも無くなってしまったので、これで最後になるでしょう。Yoga 2 ProとX1 Carbonの合体製品も出てきたみたいですし、あまり古いことを言ってもね。

使って分る見た目の悪さと使いにくさ

アダプティブキーボードで駄目なところの続きになりますが、表面の反射が激しくてすごく嫌な感じです。

X1C2G

アイキャッチ画像でも分ると思いますが、アダプティブキーボードの表面がとてもよく光を反射して見た目が悪いのです。X1 CarbonのLCDパネルはノングレアを採用して極力テカテカにならない配慮がしてあるにもかかわらず、何故かこの部分はテカテカでLCD画面が激しく映り込み、その結果アダプティブキーボード自身のアイコン表示の視認性が酷く悪くなっています。ここを何故ノングレア処理しなかったのか非常に疑問ですね。特にWindowsのタスクバーは画面下部に配置しているケースがほとんどだと思われますが、そのタスクバーに並ぶアイコンが丁度いい角度で反射して見えて非常に操作しにくいです。

さらに、最近気付きましたが使い込んでいくとこいつの表面はえらく汚くなってきます。

汚くなるアダプティブキーボード表面

かな漢字変換はCtrlキー+T,U,I,O,Pキーで慣れましたが、F2,F3,F4,F5キー辺りは使わない訳にはいかないので使用頻度が高く、その結果がこれです。これもノングレア処理してあればまだマシに見えるのでしょうが、1年程度の使用でこれでは表面処理が駄目でしょう。

という訳でまとめると、私はこのアダプティブキーボードに関しては、「かな漢字変換をファンクションキーに頼らずにできるようになった」という以外のメリットは全く無かったということが言えます。

Gen2持ちはGen3化の夢を見るか?

Gen3の新キーボードを見るにつけ、IBM時代からの保守部品の入手性の良さと言う伝統が続いているということとあわせて、Gen2のキーボードをGen3のに乗せ換えれないかという夢をみようとしたところ、ある人からこういう記事を教えてもらいました。

Summary of upgrading Thinkpad x1 carbon gen 2 to gen 3 keyboard

やはり、同じ事を考える人はいるものですね。これを読むと、物理的に交換はできるみたいですが、色々と動かない部分が残ってしまうようです。マザボまで換えてしまうと以前やったT42のT43化のようになってしまいそうです。

トラックパッドの交換はマストでしょう。

このシリーズの初回でも、

それから、トラックポイントの出来の悪さも今までThinkPadブランドを信頼して選んだ私を裏切ってくれた。右クリック左クリックが根本的に良くな い。良くないというよりも「実用にならない酷さ」と言った方が良いと思う。これが開発担当者が製品出荷をOKしたレベルなのだとしたらその担当者を首にす べきだとすら思う。トラックパッドとしての出来も良いとは言えない。パッド面とパームレストを面一にしているが、何気に触ることが多く、カーソルがあらぬ方へ飛ぶ。そのくせ クリックはフラッグシップモデルとは思えない安っぽさでブカブカと沈み込ませないと反応しないし、右ボタンを毎回ちゃんと押せる自信がいまだに無い。

とアンケートに書いたとおり、こればっかりは慣れることもできないし我慢することもできないので、ちゃんと使えるのをeBayで探してきて取り替えました。

まともなトラックパッド

これは他の機種でもある共通の問題でリコール案件と言っても過言じゃないと私は思います。今は改良した製品があるから問題ないという類の問題じゃないと思いますよ。明らかにこれはThinkPadブランドに傷をつけましたね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です