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ThinkPad 電子工作

感電

パソコンを使っていて、パームレストに乗せた手首や筐体に触れた肘がピリピリと電気を感じる時があります。椅子に座ってタイルの床に足を着けると特 に痛いです。足を床から上げるとかなり緩和されます。試しにテスターでパソコンのビデオ端子のグランドと私の身体の間の電圧を測ってみました。すると結構 な電圧が出てます。インピーダンスが高く、漏れ電流値としては安全規格未満の圏内なのでしょうがこれだけ出てれば電気を感じるでしょうね。ちなみにこちら のコンセントは3線式でグランド1本と活線2本で活線対グランドの電圧は240Vと0Vでした。パソコンのACアダプタの入力は2線式でグランドが無く、 2次側のグランドに対して入力ラインフィルタのY-CAP経由で漏れているのでしょう。恐らく日本やUSAの100V圏では問題ない程度の電圧でしょう が、ここみたいに200Vを超える地域ではかなり辛いかも。ACアダプタの入力は3線式にしてグランドを確保したいところです。

コンセント
極性
足上げ 足下げ
本体
ビデオ端子
1 26V 70V
2(逆) 45V 126V
ACアダプタ
DCジャック
1 33V 77V
2(逆) 54V 134V

注:電圧値は足の状態などで結構変動があって写真の電圧値と表の電圧値は一致してません。

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ThinkPad

ThinkVantage System Update

ThinkPad T42のリカバリCDを使ってプリインストール状態のHDDを作ってたのですが、2年以上前の状態からWindows Updateをすることになるので結構時間がかかります。その課程でIBMの導入支援プログラムがThinkVantage System UpdateというLenovoのプログラムに変更になっているのに気付きました。その前にもLenovoブランドに変わった導入支援プログラムというロゴと見栄えを変えただけのものがありましたが、今回のは大分様子が変わってます。

いよいよThinkPadもIBM色を払拭してきたのでしょうか。愛機のT42はまだまだ使い続ける気ですので、今までと同じサービスレベルを維持してくれればいいのですが。。。

あ、そうそう。
Product Recovery CD(7枚+1枚組み)はT42を購入してすぐに手に入れておいたの ですが、 昨年に内蔵の80GB HDDを160GB HDDに交換した時にうまくプリインストール状態にリカバリできなかったので今回改めて確認するつもりで作業したのですが、リカバリの途中経過を眺めてい ると最初はFAT32でリカバリしてから最後にconvertコマンドでNTFSに変換してますね。何となくここらあたりが原因でbig driveの壁とかにぶつかって駄目だったような気がします。

今度、HDDを交換する時にゆっくりとその辺を確認してみようと思います。

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Server WordPress

サーバーの引越し

このブログの稼動しているサーバーを引越しました。今までは友人宅に置かせてもらっているサーバーでしたが、今度は coreserver というレンタルサーバーへ。サーバーは単に置かせてもらっているだけでいづれはハードが故障することになるのを見越して少しづつレンタルサーバーへサービ スを移してるのです。CORE-A(今はこれしかないけど)という安いプランです。ドメイン名の数が無制限(一応サブドメインを含め9999個まで)なの が決め手でした。考えてみたらレンタルサーバーをまともに使うのは今回が初めてだなぁ。あとはなんちゃって証明書のSSLサイトとメーリングリストだけが 自前サーバーに残ることになります。
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ThinkPad

T42のファンユニット交換(2)

これの続き。
友人が先週の金曜日(6日)にEMSで発送してくれていたファンユニットが今日の昼に届いた。
土日を挟んで丸4日で届いたことになる。結構早く手に入れることができた。感謝感謝>KED

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早速、T42を分解。

手順は電池やHDD,DVDドライブ等を外し、次に「3」マークのネジを外してキーボードを外す。

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キーボードを外すのは、手前のラッチが外れるようにキーボードを奥へスライドさせるのがキモ。

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その後、「1」「2」マークのネジを外してカバーを外す。

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ファンユニットはユニット中央のネジ3本を外してビデオチップ側からそぉっと外す。
ついでにあちこちに溜まっているホコリをブロア等で丁寧に吹き飛ばして掃除する。マイクヘッドフォンの端子の周囲は風の通り道になってしまっていてかなりホコリだらけです。この辺はちょっとエアフローの設計が甘い気がする。

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新(13R2657)、旧(41W5204)のファンユニットを比べてみます。ファンそのものは新旧ともに東芝製でMADE IN JAPANです。ユニットは古河電気工業製でMADE IN CHINAでした。特に見た目に違いはなさそうです。
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CPUのダイとビデオチップの表面をきれいにして、新しいファンユニットを取り付けます。ファンユニットのダイに当たる部分にはシリコングリスがあらかじめ塗布してあって作業はとても簡単でした。

あとは、分解の時と逆の手順で組み上げます。

これで静かなT42に戻りました。

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ThinkPad

T42のファンユニット交換(1)

使い始めて約2年半になるThinkPad T42のファンからカタカタと異音が出るようになってきた。そんなに大きな音ではないのだけど、夜中に使っていると結構気になる音。色々と検索してみるとこの機種はCPUファンのトラブルが多いみ たい。異音はファンが止まってしまう前兆なのかも。これは絶対に今のうちに交換しておくにこしたことは無い。だけど日本で買ったPCなのでこちらで簡単に 安く修理してくれるところは無い。そこで部品を取り寄せられるかと思ってIBM部品センター(03-5445-0365)に問い合わせてみる。部品は在庫 であったが、やはり海外発送はできないとのこと。仕方ないので一旦日本の友人宅に送ってもらってそこから友人にEMSで海外発送してもらうことにする。

元々ついていたFANは13R2657だったが今は新しい部品に変わっているということで41W5204を注文する。きっと故障が多いのでFANを 改良したのだろう。消費税送料込みで4273円也。FAXで部品番号を記入した部品購入書が送られてきて、それに必要事項を記入し銀行振り込みの控えと一 緒にFAXで送り返すと注文完了。

それにしても部品単位でユーザーに修理部品を売ってくれるIBMの体制は素晴らしい。PC事業がレノボに変わってこの体制はどうなるのだろうか?ぜひ続けて欲しいものだ。