カテゴリー

99.9%は仮説

99.9%は仮説」読了。

「科学の定義」って初めて知りました。

「反証できるかどうか」ということだそうな。学校ではそういうことは教えてくれなかったよなぁ。科学史というのもちゃんと教わった記憶は無いし。もっとも科学が好きだったから伝記物やらなんやら読んで自力で知ったからええんですが。

「なんでもかんでも仮説」というのは面白い概念というか言われてみると確かにそうやなぁと素直に思います。ただそう指摘されないと全然気が付いていない自分がいるだけだったり。
大上段に構えて読むような感じの本じゃないのでさらっと読めます。

カテゴリー

日本が嫌いな日本人へ

日本が嫌いな日本人へ」読了。

ネガティブな方向から論じらがちな日本人の特質をポジティブにとらえて書いてある。一億総中流が富の分配を公平にしているというのは仕組みとしては 理解できるがそれが良いかと言われるとちょっと違うかもしれないと思った。この前に会社の同僚達(あ、そういや今は違う会社だっけ)と話題になったのが「電気系離れ」 という現象。私もエレキのエンジニアでもあり、これは何となく分かる気がする。端的に言えば、「現在の日本国内で努力が充分に報われる処遇の働く場所が無 くなってきている」と思うから。実力主義と言っても大幅に給料にそれが(下がることも含めて)反映されることもなく、 働く場所も生涯に渡って定まらず、労働時間も決して短くなることもなく、経済的な観点で何でもかんでも中国へ中国へ。「これが働き甲斐だ」というのって、 とっても見つけ難くなっていますよね。一億総中流の中で日本で生まれながらにして働ける職場が海外を中心になっていくのって根本的に何か間違ってません? 人によって違うけど、そりゃあモチベーション下がるでしょう、という事。いやそんなことはない、という人もいるでしょうけど電気系の職種が日本で魅力ある 職種でなくなってきているのは確かだと思うし、その一因としてそういうこともあると思う。

カテゴリー

台湾紀行

台湾紀行 街道をゆく(40)」読了。

台湾人と日本精神」に触発されて読みました。小林よしのりの「台湾論」を読んで、「台湾人と日本精神」を読んで、それからこの「台湾紀行」辿り着いたという訳。内容がだぶっていると言えばだぶっているのだけれど、これらの本は合わせ鏡のような関係になっていて合わせて読むと筋が通ってそれなりに面白い。

カテゴリー

台湾人と日本精神

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸をはりなさい」読了。

昨年に読んでいたのだけどもう一度読み返してみました。なかなかいい本です。学生の頃にこういう内容の歴史を習っていれば良かったのにと思います。

カテゴリー

もやしもん(3)

もやしもん (3)」読了。

面白いけど、納豆は絶対イヤ!