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南半球の磁針

北半球の南半球では色々な事が変わります。コンパスの磁針も様子が変わります。北は北、南は南で変わることはありませんが、北半球から持ってきたコンパスの磁針は水平にならず、S極(南)側が下がりN極(北)側が上がって傾きます。これは北半球で磁力線は水平ではなく南の空の方から北の地中方向に斜めに通るのでそれに合わせて磁針が水平に釣り合うように少しN極を軽く、S極を重く作られているから起こる現象です。この磁針を南半球に持ってくると南の地中から北の空に向けて北半球とは逆向きに通るので重いS極は下へ、軽いN極は上へ動いてしまいます。

とりあえず、写真のコンパスでは磁針がひっかかって使えないということは無いのですが、それにしても変な感じです。

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