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ThinkPad

ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語) 55Y9003


赤いポッチのトラックポイントが付いたThinkPadのキーボードが単品のUSBキーボードになった製品です。安く出てるよと友人のFFUさんに誘われて買っておいてもらったものが先日ようやく手元に届いたのです。
今使っているノートPCがThinkPad T42で、トラックポイントとタッチパッドの両方付いているキーボードなのですが、トラックポイント好き&タッチパッド嫌いの私はBIOSでタッチパッドを殺して使っています。
今回のこのキーボードはタッチパッド無しのトラックポイントのみなのでものすごく物欲をそそられました。
キー配列は日本語版も売ってますが、私は英語配列を選択。EscキーとDeleteキーが大きくなった新配列ですが、唯一残念なのがとうとうWindowsキーが追加されています。カーソルキー周りのページを進んだり戻ったりのキーも邪魔ですがこの辺はもう仕方ないのかなぁ。

キーピッチは従来どおりの19mmピッチで、その昔ThinkPad220のキーをガシガシ打っていたのを考えると私にとっては若干広めなんですがT42で慣れてしまったので違和感はありません。
重さは見た目よりも軽い!軽いこと自体はいいのですが、ちと剛性が足りない感じがします。チルト用の足を立ててパームレストにどっしりと手を乗せると何となくたわみます。打鍵でも沈み込む感じ。でも実装されているキーボードよりはキーユニットの支え方法に制約が少ないせいかノート(T42)と比べると全然いい感じですね。

早速、Windows XPなデスクトップPCにつないでみましたがPCがDell(SC420)のせいか付属のドライバCDのインストーラーは動かず。コンパネ→キーボード→ドライバの更新でCDを読み込ませるとドライバを組み込んでくれました。でも今まで使っていたキーボードが日本語配列だったのでリブートしてみても日本語配列のまま。レジストリを以下のようにいじって英語配列に変更する必要がありました。

  1. [HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥i8042prt¥Parameters] へ移動
  2. [LayerDriver JPN]の値を[kbd106.dll]から[kbd101.dll]へ変更
  3. [OverrideKeyboardIdentifier]の値を[PCAT_106KEY]から[PCAT_101KEY]へ変更
  4. [OverrideKeyboardSubtype]の値を[2] から[0]へ変更

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レノボ・ジャパン ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語) 55Y9003
レノボ・ジャパン ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語) 55Y9024

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ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)
ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語)

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ThinkPad 電子工作

漏れ電流

昨日の続きで、今度は漏れ電流を測ってみる。

微小交流電流を測れる電流計が無いので日本から持ってきたジャンク箱から2.2kΩの抵抗を見つけてきてこいつにの両端の電圧をテスター測って代用する。

足上げ 足下げ
電圧 0.017V 0.14V
電流 7.7μA 63.6μA

普通交流電流で1mA(1,000μA)がチクッと電気を感じるレベルだと言われています。私の経験では0.1mA(100μA)くらいから充分に 電気を感じますね。また、情報機器の規格などでは交流電流で0.7mA以下であれば安全的には問題なしと判断されてます。ということで、今回の漏れ電流は 数値的には大した大きさの電流ではないことが分かりました。だけど、あまり気持ちのいい状態ではありませんね。そういう意味からはACアダプターはアース 付きの3線コンセントの方がいいですね。

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ThinkPad 電子工作

感電

パソコンを使っていて、パームレストに乗せた手首や筐体に触れた肘がピリピリと電気を感じる時があります。椅子に座ってタイルの床に足を着けると特 に痛いです。足を床から上げるとかなり緩和されます。試しにテスターでパソコンのビデオ端子のグランドと私の身体の間の電圧を測ってみました。すると結構 な電圧が出てます。インピーダンスが高く、漏れ電流値としては安全規格未満の圏内なのでしょうがこれだけ出てれば電気を感じるでしょうね。ちなみにこちら のコンセントは3線式でグランド1本と活線2本で活線対グランドの電圧は240Vと0Vでした。パソコンのACアダプタの入力は2線式でグランドが無く、 2次側のグランドに対して入力ラインフィルタのY-CAP経由で漏れているのでしょう。恐らく日本やUSAの100V圏では問題ない程度の電圧でしょう が、ここみたいに200Vを超える地域ではかなり辛いかも。ACアダプタの入力は3線式にしてグランドを確保したいところです。

コンセント
極性
足上げ 足下げ
本体
ビデオ端子
1 26V 70V
2(逆) 45V 126V
ACアダプタ
DCジャック
1 33V 77V
2(逆) 54V 134V

注:電圧値は足の状態などで結構変動があって写真の電圧値と表の電圧値は一致してません。

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ThinkPad

ThinkVantage System Update

ThinkPad T42のリカバリCDを使ってプリインストール状態のHDDを作ってたのですが、2年以上前の状態からWindows Updateをすることになるので結構時間がかかります。その課程でIBMの導入支援プログラムがThinkVantage System UpdateというLenovoのプログラムに変更になっているのに気付きました。その前にもLenovoブランドに変わった導入支援プログラムというロゴと見栄えを変えただけのものがありましたが、今回のは大分様子が変わってます。

いよいよThinkPadもIBM色を払拭してきたのでしょうか。愛機のT42はまだまだ使い続ける気ですので、今までと同じサービスレベルを維持してくれればいいのですが。。。

あ、そうそう。
Product Recovery CD(7枚+1枚組み)はT42を購入してすぐに手に入れておいたの ですが、 昨年に内蔵の80GB HDDを160GB HDDに交換した時にうまくプリインストール状態にリカバリできなかったので今回改めて確認するつもりで作業したのですが、リカバリの途中経過を眺めてい ると最初はFAT32でリカバリしてから最後にconvertコマンドでNTFSに変換してますね。何となくここらあたりが原因でbig driveの壁とかにぶつかって駄目だったような気がします。

今度、HDDを交換する時にゆっくりとその辺を確認してみようと思います。

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ThinkPad

T42のファンユニット交換(2)

これの続き。
友人が先週の金曜日(6日)にEMSで発送してくれていたファンユニットが今日の昼に届いた。
土日を挟んで丸4日で届いたことになる。結構早く手に入れることができた。感謝感謝>KED

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早速、T42を分解。

手順は電池やHDD,DVDドライブ等を外し、次に「3」マークのネジを外してキーボードを外す。

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キーボードを外すのは、手前のラッチが外れるようにキーボードを奥へスライドさせるのがキモ。

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その後、「1」「2」マークのネジを外してカバーを外す。

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ファンユニットはユニット中央のネジ3本を外してビデオチップ側からそぉっと外す。
ついでにあちこちに溜まっているホコリをブロア等で丁寧に吹き飛ばして掃除する。マイクヘッドフォンの端子の周囲は風の通り道になってしまっていてかなりホコリだらけです。この辺はちょっとエアフローの設計が甘い気がする。

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新(13R2657)、旧(41W5204)のファンユニットを比べてみます。ファンそのものは新旧ともに東芝製でMADE IN JAPANです。ユニットは古河電気工業製でMADE IN CHINAでした。特に見た目に違いはなさそうです。
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CPUのダイとビデオチップの表面をきれいにして、新しいファンユニットを取り付けます。ファンユニットのダイに当たる部分にはシリコングリスがあらかじめ塗布してあって作業はとても簡単でした。

あとは、分解の時と逆の手順で組み上げます。

これで静かなT42に戻りました。