続・年代別テレビ・インターネットの1日平均利用時間


なんとなく続きます。

各年代ごとの一人当たりのテレビやネットの平均利用時間を見てきた訳ですが、これが日本全体の中でそれぞれの世代がどれくらい寄与しているのかが興味ありますね。いわゆる年代別世論に対するテレビとインターネットの影響力度合いみたいなものです。


すでに1人当たりの1日平均利用時間が出ているのであとは世代毎の人口があれば計算できますね。この世代毎の人口データは総務省統計局の「人口推計(平成26年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐」にある「参考表 年齢(5歳階級)別人口―総人口,日本人人口(各月1日現在)(エクセル:43KB)」から平成26年10月の数字を採用しました。そしてそれぞれの世代の利用時間と掛け合わせて「人月」で表したのが以下の表とグラフです。ちなみに「人月」で表したのは特に意味はありません。また、その絶対値に特別な意味がある訳でもありません。あくまでも年代間の相対的な比較が目的で便宜的な単位として使いました。

これで分かることは、50代の人口が前後の世代よりも相対的に少ないために利用総時間もぐっと減って見えることです。このため60代とのギャップがより顕著に浮かび上がってきます。あと気になるのは合計のグラフが全体として右上がり傾向になっているので、60代以上の様子もやはり知りたいですよね。そこで、60代以上はネットとテレビの利用総時間は60代とそんなに大きくは変わらないと仮定して、70代、80代、90代の人口を上の資料から参照して外挿してみましょう。

そうすると、こんな感じになります。表の黄色の部分と、グラフの薄い色の部分が外挿したデータを示します。年代が高齢になるに従って人口が激減していくので当然利用総時間は減少傾向になっていますが、それでも全体の中に占める「量」としてはそれなりに無視できないくらいの量があることが分かります。年代が上がるとより暇になってテレビネットの利用時間は増えたとしても、人口が減ってくるので外挿した部分の誤差はあまり大きくは無いと思います。これで、ネットで感じる世論と、テレビで発表される世論が大きく乖離しているように見えるのは当然だということが分かると思います。今後5年10年のスパンでこの傾向が徐々に平行移動していくのか、あるいはネットがテレビを駆逐して一気に全世代を塗りつぶしてしまう瞬間が来るのか、非常に興味あるところです。

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