包丁研ぎと言うとどこの家庭も一家の主の仕事という感がありますが、我が家もご多分に漏れず私の仕事です。結構刃研ぎって面白くて、きっちり研ぎ上がった包丁の刃を見ると思わずニヤッとしてしまいます。
それに使う砥石はうまく使っていてもよく使う部分がどうしても凹んできます。今日はこの砥石の凹みを修正する面直しをしました。
上の写真のタイルは結構年季が入ってきて、真ん中辺のコーテイングが摩滅してきています。おおむね均等に減ってくるようにまんべんなく擦るようにしているのですが、それでも真ん中が減ってきいます。平面度を気にするならもう一枚タイルを使ってタイル同士ですり合わせたりすればより平面が出せるはずなんですが、そこまで凝るつもりはないのでタイル一枚だけで適当にこすってます。
それに使う砥石はうまく使っていてもよく使う部分がどうしても凹んできます。今日はこの砥石の凹みを修正する面直しをしました。
ネットで面直しの方法を調べると色々な方法流儀があるみたいですが、私は私の自己流でやってます。その方法は大きめのタイルにこすり付けるというやり方です。要するに硬い平らな面に砥石を押し付けながらこすれば自分自身の砥の粉で面直しできるという訳です。こちらでは基本は乾燥しているので砥石は放っておけば勝手に乾燥してくれます。なので面直しの時はどっぷりと水を吸わせてからタイルにこすり付けます。
これが最初の砥石の状態です。凹みがよく分かるように少しだけタイルで擦ってます。以下順に擦るにつれてだんだん凹んでいる範囲が小さくなってきます。
面直し完了です。綺麗になったでしょ。これでまた気持よく包丁を研ぐことができます。