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オーストラリアのタバコの免税枠が変わる

注意:このエントリーの情報は古いので注意して下さい。こちらのエントリーに2018年7月現在の情報があります。

今日、最新の日豪プレスを読んでたらオーストラリアのタバコの免税持込み枠が削減されるという記事が載っていました。かなり厳しい変更みたいなので、その記事のソースを調べてみました。以下のリンク先には日本語のPDFもあります。

duty free concession
Up until 31 August 2012, if you are aged 18 years or over, you can bring 250 cigarettes or 250 grams of cigars or tobacco products duty-free into Australia with you. All tobacco products in accompanied baggage are included in this category, regardless of where or how they were purchased.

From 1 September 2012, the traveller tobacco concession reduces. If you are aged 18 years or over you can bring 50 cigarettes or 50 grams of cigars or tobacco products duty-free into Australia with you. All tobacco products in accompanied baggage are included in this category, regardless of how or where they were purchased.

要するに今までは例えばセブンスター1カートン(20本x10箱=200本)のオーストラリアへの持ち込みは250本以内なので無税だったのが、今年の9月1日から2箱までは無税ですが3箱になると税金が発生するようになります。事実上、本人が今吸いかけのタバコ以外は持ち込むな、という感じですね。しかも、リミットを超えた分だけ税金が発生するのではなく、持ち込んだ量全部にかかるので要注意です。

Be aware that if you exceed Australia’s duty free concession limits you may be charged duty and tax on all items of that type (general goods, alcohol or tobacco), not just the items which exceed the limits.

それから、同行者の人数分だけ無税枠を足し合わせることができるかと思ったのですが、それは「家族」に限られれるようです。

Families travelling together can pool their duty-free concessions. Contact Customs and Border Protection for the definition of family.

しかも「家族」の定義は、日本語のPDFに書いてあって、

一緒に旅行している家族は、免税枠をまとめることができます。家族とは:

  • 夫と妻、そして彼らの 18 歳未満の子供または
  • 内縁関係の人(同性を含む)と、彼らの 18 歳未満の子供。

と説明されています。つまり、18才以上の家族が同行していても別個の個人とみなされて、未開封の状態のカートンを無税で持ち込むことは「家族」でも無理ということになります。あとはカートンをばらして一人2箱半づつ分けて持ち込むしかありません。実際の現場での運用はここまで厳密に行われるかどうかは分かりませんけど、免税店でタバコをカートンで買う時は少なくとも4人で買わないとどうしても税金がかかることになります。

私はタバコを全く吸わないし、むしろ嫌いな方なのですが、オーストラリアではタバコが高いので手軽なお土産として免税店でカートン買いして持ち込んだりしていました。でも、そういうこともできなくなりますね。

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