カテゴリー: オーストラリア
今度は電気漏れ(漏電)
写真左の箱がそれです。つまみを右に回せば復帰します。その時点では何が原因かは分からなかったのですが、数日後にまた漏電ブレーカーが落ちた時に気がつきました。ちょうどとの時にオーブントースターを使っていたのです。
以前からヒーター部分が曲がってきているなと思っていたのですがその時見てみると曲がったヒーターが天板に接触している状態になっています。ここから漏電するようになったようです。
分解してよく見ると、ヒーターが天板に接触していた部分は炭化していて接触していた天板は高温で裏側が変色していました。これはもう危険な状態なので早速新しいオーブントースターを買ってきました。
水漏れは水道メーターをよく見ていないとなかなか分かりませんが、電気漏れはちゃんとブレーカーで分かるというお話でした。
また水漏れです。
昨年11月に直した水漏れに続きまた新たに水道の水漏れが発覚しました。
あれからすぐ年末年始に日本に帰っている間は元栓を止めていました。1月中旬にこっちに戻ってきて開栓後の水の消費量が時間とともに激増していくのに気が付いたのです。
うちの場合大体一日の一人あたりの水の消費量は大体80~90リットルくらいでめったに100リットルは超えません。それが開栓後に一定の量にとどまること無く日に日に消費量が増えていってます。2月14日時点で異常に気がついて家中の蛇口を数時間閉じてメーターを確認してみて確かに漏れていることが確認できました。水漏れ量はこの時点で1.7リットル/時間でした。
やはりランドリーの外が怪しい?
水漏れ箇所で次に怪しいのはやはりランドリーの周辺です。前にドリルでコンクリに穴を開けてみた時ははっきりとした水漏れは検出できませんでしたが、コンクリを剥がすのに慣れたこともあり、ランドリーのすぐ外のコンクリを剥がしてみることにしました。
手始めに、ランドリー外のコンクリの継ぎ目のあるところから剥がし始めます。上の写真右にビニールをレンガで押さえている場所がランドリーの排水溝の蓋です。破片が入らないようにカバーしています。
やたら太い根っこがあったりしますが、とにかく土を掘り進んでいくと下の方はかなり土が湿っています。プラスチックの水道管まで掘り進んでいくと水浸しです。やはりこの周辺で水漏れしてました。でもまだ場所が確定できません。
こちらも土が水浸しです。そしてついに土の中から水漏れの音が聞こえてきました。
この時点で11月3日の午後5時半。ここで下手に掘り進んで今夜水が使えなくなるような事が起こるのは困ります。このままそっとしておいて、明日は別の予定が入っているので続きは明後日以降に。
ついに水漏れ箇所発見!
11月5日の朝から作業再開。「シャー」という音を頼りに掘り進むと壁からランドリーへの配管が見えてきてやがて本管とのTジョイントが見えてきました。そのジョイント部分で水漏れしてました。水漏れ箇所が特定できたので、これからこれをどう修理するか考えます。
水漏れの周辺は水を求めて色々な根っこが這い回ってきています。一本一本根を切っては抜いて切っては抜いてを繰り返して作業スペースを確保します。それでもまだ排水管のコンクリの一部が水道管を押してストレスをかけている場所があります。かなり面倒・・・
とりあえず水漏れ箇所を分解してみる。かなりトリッキーにジョイントを組み合わせていて、その一部を短いプラスチック管でつないでいました。そのプラスチック管に割れが生じて水漏れしていました。写真は取り外す時に我が広がってしまったので実際はもっとちいさなひび割れです。
とりあえず、こんな風にプラスチック管を取り換えてみました。でも時間がたつとすっぽ抜けて水道の元栓まで水を止めに走るはめになりました。すっぽぬけないように針金で応急処置をして修理方法をしばらく考えます。
水漏れ修理完了!
何度かBunningsに通っているうちに丁度いい部品をみつけました。これで排水溝のコンクリから本管を離すこともできます。水道メーターで水漏れを確認しましたが、完全に水漏れは無くなっていました。
元水漏れ箇所の周辺の様子。
ついでに水道メーター側のジョイントも複雑怪奇だったのでシンプルでストレートな方法に変更。
この時点で11月11日。
水漏れに気が付くことになった水道の使用量のBefore-Afterのグラフはこちら。
はっきりと、水の消費量が以前の水準に戻っていることが分かると思います。
あとは埋め戻し
表の水道管は何日かかけて土をふるいで小石と根っこを取り除きながら埋め戻し。
あとは水漏れ箇所の埋め戻しですが、長時間水漏れしていたので乾燥させたいのでしばらくあのまま放置です。ここまでで11月22日。(続くのか?)
コンクリを剥がす
コンクリを剥がすのに便利な工具、「削岩機」を義弟から借りてきました。感謝。
このコンクリの下にもぐっていく鉄管を追いかけます。
こんな感じです。削岩機、慣れると面白いです。バターナイフでバターを切るような感じでチゼルの先がコンクリにめり込んでいくのは結構快感。今までの根っことの格闘とは大違いです。(この時点で10月27日)
蛇口を直接刺激していきなり激しく水漏れするのを恐れて、少しづつ周りから攻めていきました。お隣さんに借りたバール(「バールのようなもの」ではなくバールそのものです)も大活躍。
ついにジョイントに到達
この時点で11月02日。やっともう片方のジョイントまで辿りつきました。ここでも鉄管部分で少し水漏れがあります。周囲の粘土もしっとりと湿っていました。ここで外構の蛇口にT字分岐しています。そしてここから鉄管がプラスチック管に変わっています。鉄管部分のジョイントは錆ついて外せそうにないのでプラスチック管のジョイントを外します。
これがサビサビの鉄管の全容です。錆ついて外せないので蛇口もくっついてきてます。さっそくプラスチック管に交換します。
水道管交換
もともとの鉄管が16mmΦ(内径)だったので同じサイズのプラスチック管を入手。
必要な長さは約9mだったのですが、あいにく切り売りの長尺のが品切れ中でした。仕方なく3mのものを3本とその他ジョイント類をBunningsで調達。
これでとりあえず、錆びた鉄管を交換できたので一安心です。でも、この状態で次の日の朝に水道メーターで確認してみると、
11月03日
07:04 66.3175 kl
07:41 66.3220 kl
これは43分で4.5リットル、1日当たり約150リットルまだ漏れています。多少水漏れは減ったかもしれませんが、まだ他に水漏れ箇所があることがこれで分かりました。
さて、次はどこ? (この時点で11月3日) (続く)