ドメイン名のセールス活動


今回はドメイン名の四方山話です。だらだらと書きます。
米国のGoDaddyというドメイン名登録会社が最近日本語のメールを送ってくるようになりました。例えばこんな感じのメールです。

未登録の空いてる文字列のドメイン名を登録しませんかと売り込みにきているんですが、日本語が自動翻訳あるいは非日本語ネイティブによる訳っぽいです。何となくお名前.comを彷彿させます。今回のmnakanoという文字列は割とナイストライというところでしょうか。私の名前のイニシャル+苗字です。Whoisで調べたらどちらも完全に未登録の状態です。つまりGoDaddyではなくても他の登録会社からでも登録できます。ちょっと驚いたのは汎用JPドメイン名で一押ししてきたことです。GoDaddyもJPドメイン名を扱うようになったんですね。次善案で同名の.comドメイン名を推してきていますが実はこの文字列は私自身が15年くらい前に登録して10年くらい前に登録放棄したドメイン名だったりします。それ以降誰も登録してなかったみたいですね。

それから、何年か前に仕事で使ってる.com.auなドメイン名と同じ文字列の.comドメイン名を買わないかという郵便(電子メールではなく郵便です)がドメインのブローカーから届いたことがありました。わざわざブローカーが郵便を送って来たのですでに持っているドメイン名のセールスかと思って調べてみたら、その時も未登録のドメイン名でした。「あなたのと同じ文字列のドメイン名が他の人に登録されるとブランドに傷が付きますよ」とか色々とアドバイスもしてくれてたので、せっかくなので別の安い業者で自分でさっさと登録しちゃいましたけど。(笑

こういうドメイン名の登録業者が「ドメイン名を買いませんか登録しませんか」とドメイン名のお勧めまで提示して毎日のように一生懸命メールを送って来るのは業者が増えすぎて過当競争状態なんですかね。その一方でドメイン名欲しいと思っても欲しい文字列はすでに登録されてしまっているのでなかなか「これ」というのが無くて登録(買う)踏ん切りがつかない人も多いんじゃないかなと思っています。

先のメールは誰でも登録可能な状態のお勧めを提案してきているのでまだいい方ですが、明らかに他の人がすでに登録していて無理なものを勧めて来るメールも多いですね。例えばexample.netを持っている人にexample.comを登録しませんか、という感じです。ところが大抵の場合example.netを登録している人はexample.comが取れなかったからそうしているので、あり得ない話なんですよね。そうしたらそれで「example.comは登録できないので他のexample.xyzを登録しませんか?」という流れで売り上げを伸ばそうとしてるみたいですね。xyzドメインは最近できた新ドメイン名というものですが、この手のドメイン名は初年度は馬鹿みたいに安かったり無料だったりするのですが、2年目から結構高かったりするので長く使うつもりなら止めておいた方がいいドメイン名だと私は思っています。

そういえばちょっと前に、ある人がとある老舗のドメイン名登録会社で登録している.comドメイン名の更新手続きをした時に同じ文字列の.xyzドメイン名が初年度無料という触れ込みで勝手に追加で登録され、そのままそれに気が付かずにいたら1年後から何か料金が自動で引き落としされてて気が付いたという事例がありました。これは「勝手に」という部分が非常にトリッキーで更新費用の支払い画面に進む途中で色々と「レンタルサーバーはどうですか」とか「登録情報非公開サービスはどうですか」とか「メールアドレス作れますよ」とかの色々雑多なオプションの中に混じっていて、これらのチェックボックスに入っているチェックを全て外して次の画面に進まないとどんどん料金が嵩むようになっているのを「知らずに」進めてしまった結果だったようです。

それからドメイン名がらみてよく来るメールがSEOの売り込みですね。これがまたトリッキーというかミスリーディングな文面で来ます。これもメールだけでなく自宅に郵送してくることもたまにあります。実際のメールはこんな感じです。(スパムフォルダーから採取しました)

このサンプルは、一番最初に「Domain SEO Service」と明記してあるのでまだマシな方ですが、ぱっと見”Important Notice”とか”Expiration”とかの文字でいかにもドメイン名の登録更新のお知らせのように見えるように工夫されています。これで払ってしまう人も結構いるんじゃないかなと思っています。ドメイン名の登録更新だと思って間違って払ってから気が付いてもSEOを申し込んだことになってて、実際にSEOの効果があったかどうかなんて間違って払ってしまうような人には判りませんから、結局泣き寝入りになってしまうケースも多いのではないかと思っています。

まあ、多くの人には関係の無い分野の話ですが、このようにあの手この手で色々な物を売り込もうとするのはいずこも同じですので、これに限らずこの手のメールや郵便物にはくれぐれもご注意ください。

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