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DIY オーストラリア

トイレが詰まった

実は一昨日か前にトイレの流れが悪くなりました。その時は急遽Bunningsでゴムのでスッポンを買ってきてスッポンスッポンしたらちょっと良くなったので様子を見ていたのですが、昨夜遅くにとうとう本格的に詰まってしまいました。

詰まっている場所は、どうやら便器の曲がりくねった場所ではなく、床下の配管のどこかみたいなのです。スッポンしても便器と配管の繋ぎ目から空気が漏れてうまく圧力を加えられないみたいなのです。しかも、漏れるのが空気だけでなく…写真ではお見せできないような状態になってきて、かなり切羽詰まりました。

見てると水分だけは少しづつ抜けていくようなので朝まで放置して、今朝一番に意を決して便器を外しました。そして、床の配管口のところから、最初は太い古い同軸ケーブルを差し込んで詰まった箇所を探ろうとしましたが、配管のかなり先の方で詰まっているみたいで手応えがありません。結局、トイレまで雨水タンクのポンプからホースをつないで持ってきて、ホースを配管口に突っ込み、ボロ布で配管とホースの隙間を塞いだ状態で雨水ポンプを回して水圧をかけながらホースをズコズコと配管の奥へ何度か差し込んで行ったところ、ゴゴゴゴゴーという音と共に詰まりが一気に解消しました。

よかったー!プラマー呼ばなくて済んだー!


ということで、綺麗に掃除しながら便器を元通りに戻して作業終了です。しかし、我が家のトイレの便器は元々接着剤だけで床に固定されていたのがいつの間にか剥がれてしまっていて、何の工具も必要なく配管を外しただけで便器を取り外せました。いいかげんな作りが今回は作業を楽にしてくれました。

ところで、今回のトイレの詰まりは何が原因だったのか?詰まるような「物」を流した心当たりがまったく無かったのですが、ひとつだけ気がついたことがありました。それは、便器を外す前に、そこに流れずに留まっていたトイレットペーパーを古い割り箸でつまんで取り除けたのです。一晩水に浸かったトイレットペーパーが箸でつまめる?何か変ですよね。

という訳?で実験しました。

我が家にストックしてあるのはWoolWorthsのブランドの(写真左)とALDIの(写真右)です。今までずっとALDIのを使っていましたが、このALDIのが最近になって20セント安くなってちょっと紙の質が変わったのです。WoolWorthsのは特売で安くなったのをたまたま次のローテーション用に買っておいたものです。


さて、この両方のトイレットペーパーをそれぞれ小さく切って折りたたんだ試験片を作り、同時に水に浸します。そして時間の経過と共にどうなるのか観察してみました。
実験開始 13:51
実験開始 13:51

さて、下の写真は約20分経過したものです。爪楊枝でトイレットペーパーをちょっと引っ掛けて持ち上げて比較しました。左のWoolWorthsのは大分トイレットペーパーが崩れてきて小さな欠片でしか持ち上がりませんでした。一方、ALDIで買ったのは試験片全体が持ち上がるくらいまだしっかりとしていました。

実際には幾つも途中経過を撮ったのですが、端折ってます。最後に、約1時間20分経過した時点でそれぞれ爪楊枝で容器の中身をかき混ぜました。それの様子が下の写真です。WoolWorthsプランドの方はほとんど水に溶けてしまっています。でもALDIで買ったのはまだ元の形を留めています。もちろんそのままの形で持ち上げられます。
実験終了 約1時間20分経過
実験終了 約1時間20分経過

今回詰まった「物」はもう流れて行ってしまった事実は分かりませんが、この実験結果から想像するに、最近のALDIで売られているトイレットペーパーは「水に溶けない」のは確かなようですね。ですので、ちょっとでもトイレ詰まりが気になる人はこういった違いに注意した方がいいと思います。

「トイレが詰まった」への1件の返信

あれまぁ 溶けないトイレットッペーパーは 中国製だけじゃなかったのですね

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